Last Updated on 2022-01-01 by まじむ
この記事で紹介すること
・スパイスカレーとは
・スパイスカレーの素「グレイビー」
・実践「グレイビー」作り
・まとめ
こんにちは、まじむ(@majimu_lo)です!
上記のようなカレーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
ちなみにルウを使用しているカレー「欧風カレー」と言われています。
今日はそんなルウを使用しているカレーではなく、スパイスだけで作られた「スパイスカレー」についてまとめたのでお伝えします。
こんな方におすすめ
- スパイスカレーについて興味がある
- スパイスカレー初心者
- スパイスカレー作るのにハードルが高そう
目次
スパイスカレーとは
ルウを使用することなく、スパイスを調合して作られた創作カレー。
2000年に大阪市で広まりをみせ、日本人が独自の工夫を加えて作った新たなカレーとして名物料理となっています。
スパイスは香り・色味・辛味の役割を主にしています。
その複雑な香りが美味しさの理由。
また、「食べる漢方」「食べる薬膳」として優れた料理でもあります。
スパイスカレー=「お味噌汁」
スパイスカレーを例えるなら、「お味噌汁」。
味噌汁作りに必要なのは「出汁」「味噌」「具材」。
スパイスカレーも味噌汁同様に「グレイビー」「乳製品・ココナッツオイル・生クリーム」「具材」があれば
簡単にお店で食べるようなカレーが自宅で楽しむことができます。
味噌汁を作ったことがある方なら簡単にスパイスカレーを作ることが可能。
その秘密を次の項目にて詳しく説明します。
スパイスカレーの素「グレイビー」とは
「グレイビー」とは、味噌汁で例えるのなら「出汁」の部分になります。
この「グレイビー」をベースに本格的なカレー作りができること
印度カリー子さんが「ヒルナンデス」や「所さんの目がテン」などのメディアで取り上げられています。
グレイビーに必要な調味料は「タ・ク・コ」の3種類
「グレイビー」作りに必要な調味料「タ・ク・コ」一体どんな調味料かわかりますか?
正解は...
[ターメリック・クミン・コリアンダー]
合わせて「タ・ク・コ」です。
「タ・ク・コ」についてまとめてみました。
特徴 | 性質 | |
ターメリック | 土のような香り。カレーに色味・コクをつける。 | 腸内で強い抗酸化物質であるテトラヒドロクルクミンに変化。解毒力を持ち免疫力を高めることにつながる |
クミン | カレーらしい香り。早い香り立ち。 | 抗酸化力が高く、肥満防止・生活習慣予防が期待できる。 |
コリアンダー | フローラルな香り。カレーにとろみをつける。深み、バランスが良くなる。 | 認知症の予防が期待できる。 |
実践 印度カリー子さん流グレイビー作り
ポイント
- 材料(2人分)
- 玉ねぎ 1個
- ニンニク 1片
- 油 大さじ1
- ショウガ 1片
- トマト 1個(※トマト缶でもOK)
ココがポイント
[調味料]
ターメリック 小さじ1
クミン 小さじ1
コリアンダー 小さじ1
塩
[作り方]
① 玉ねぎをみじん切りにします。
②フライパンに油、ニンニク、ショウガ、玉ねぎを入れ炒めます。
玉ねぎが茶色になるまで30分くらい。
③トマトを入れ弱火にしてスパイスと塩を投入。
④完成
ちなみに、この「グレイビー」は小分けにし冷凍保存が可能です。
ストックしておけばいつでもスパイスカレーを作ることができちゃうので便利。
「グレイビー」+「具材」で本格スパイスカレー
スパイスカレーの素「グレイビー」が完成したらあとはそれをベースに「具材」選び。
スパイスカレーに使用する具材については1〜2種類がベスト。
理由は、素材を主役とするため。
逆に多くの具材を使用してしまうと味のまとまりがなくなってしまうので注意。
補足として、「グレイビー」は水で伸ばして使用する。
ここで乳製品や生クリーム・ココナッツミルク等を一緒に使うことでカレーにコク・深みがプラスされる。
選んだ具材の相性を考えて乳製品を使うのか、生クリームを使うのか選ぶことが可能。
[乳製品、生クリーム等を使用した際のコク・深みの変化]
牛乳 | ヨーグルト | ココナッツミルク | 生クリーム |
あっさり | あっさり | こってり | こってり |
まとめ
「スパイスカレー」まとめ
- スパイスのみで作られた創作カレー
- 食べる薬膳・漢方として優れた料理
- 味噌汁を作るように簡単にできてしまう
- 「グレイビー」は「タ・ク・コ」で作る
- 「グレイビー」+「具材」で本格スパイスカレー
自身で色々とミックスしてアレンジできるのがスパイスカレーの魅力。
スパイスカレーと聞くと作るのにハードルの高いイメージがあるため
結局、普段通りのカレーを作ってしまう。
ですが、日常的にお味噌汁を作るのと同様簡単に作れてしまうことが
おわかりいただけたのではないでしょうか?
ぜひ、お家時間が増えているいま、料理のレパートリーに追加してみてはどうでしょうか?
今回は以上です。